和の暮らし

暦とともにある台所|大寒の日、養生を仕込む

こんばんは。久美子です。大寒の名に相応しく、底冷えする寒さのこちらです…🌨

一年で最も寒くなるころ。そして、
春の芽吹きに向かって静かに準備を整え始めるころ…

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私はと言うと、冬眠する動物たちと同じように
寒い時には行動量が激減いたします💦

眠くて眠くて…
ついつい朝寝坊してしまったり、美味しいものを
必要以上にいただいちゃったりすることも多いかなあ(それはいつものことか)

とかく、外へ外へと積極的に働きかけるよりも、
内へ内へと静かに潜り込む作業が増える期間だなあと感じています。

この寒さでは、お外へ出かけるのも億劫になってしまうのですが、そんな時は無理をせず。

おうち時間を豊かにしましょ。

採れたての金柑で、甘露煮とジャムを作りました😋

そのまま食べるのが一番好きなのですが、
娘が苦味を嫌ってあまり食べてくれないのと、日持ちしないので、ちょっとだけ工夫して。

金柑の甘露煮(わたしの基本レシピ)

材料(作りやすい量)

  • 金柑 …… 300g

  • お砂糖 …… 120〜150g
    (甜菜糖・きび砂糖がおすすめ)

  • 水 …… 300ml

  • (あれば)しょうが薄切り …… 少々

  • (お好みで)はちみつ …… 仕上げに少し

私はお砂糖控えたいので、少なめで作ります。長期保存したい場合は200gほどが良いかなと。

下準備(ここ大事)

1️⃣ 金柑をよく洗う
2️⃣ ヘタを竹串などで取る
3️⃣ 縦に浅く切り込みを入れる
 → 皮が破れず、味が染みやすくなります👌

煮こぼし(苦味対策)

4️⃣ 鍋に金柑とたっぷりの水(分量外)を入れて火にかける
5️⃣ 沸騰してから 2〜3分 煮る
6️⃣ ザルにあげて ゆで汁を捨てる

※苦味が気になる場合や、お砂糖少なめに作る場合は、これを2回やってもOK👌

甘露煮にする

7️⃣ お鍋に
 ・金柑
 ・水300ml
 ・砂糖
 (・しょうが)
 を入れて中火へ

8️⃣ 煮立ったらアクを取り、弱めの中火で20〜30分 コトコト煮る
9️⃣ 皮が透き通ってきたら火を止め
🔟 粗熱が取れるまで そのまま置く
 → ここで味がぐっと染みる

仕上げ(お好みで)

  • まろやかにしたい → はちみつ少々

  • 保存したい → 清潔な瓶に入れて冷蔵へ

保存期間

  • 冷蔵:1〜2週間
    お砂糖少なめで作った時は早めに食べ切るのが◎

養生ポイント

  • 金柑:気の巡りを良くする、喉・咳に◎
    ちょっと喉がイガイガするなあ…と言う時にあると助かります◎
    金柑のど飴〜♩ってやつですね🤍
    👉 冬の終わり〜春前の養生にぴったり

美味しい食べ方

  • ヨーグルトに入れて

  • 紅茶に入れて

  • ジャムにすれば、トーストに塗ったり、
    クラッカーに乗せたりして、より幅が広がります♩

七十二候:欵冬華ふきのはなさく

地上では凍える寒さが続いていますが、
土の下では着々と、春の芽吹きの準備中です。

七十二候では【欵冬華】ふきのはなさくころに入りました。欵冬かんとうふきのこと。
蕗の薹ふきのとうが出始める頃」という意味です。

フキノトウをいちばん最初に食べるのは、
冬眠から目覚めた熊と言われているそうです。

フキノトウにある苦味やえぐみが、
身体を目覚めさせ、毒素を排泄してくれるのを知っているのかもしれませんね。

フキノトウに限らず、春には「苦味」を感じる食材が沢山あります。

つくしや、タラの芽、せりなどなど…
冬の間にため込んだ「不要なもの」を流し出す役割があるのです。(いわゆるデトックスですね)

自然の世界は、こうやってバランスをとりながらうまく回っているのだなあと、つくづく感じます。

近頃はそのバランスが崩れているように感じることもあるけれど、必要以上に心を揺るがされず、静かに現実を観察していたいなと思います。